最近、一度見てみたかった映画が
テレビで放映する事が多く、嬉しい。
今年生誕250年のモーツァルトの人生を
宮廷音楽家「サリエリ」の側から描いた
映画「アマデウス」がNHKでやってました。
劇中に様々なモーツァルトの楽曲が効果的に
散りばめられ、それぞれが使用される場面と
相俟って、効果的に映画を彩っていました。
また、それらが音楽史の中では埋もれてしまっている
作曲家・サリエリの側から描かれているのは非常に興味深いです。
非凡な存在である「モーツァルト」を
凡庸な作曲家「サリエリ」が見つめる眼差しなど、
むしろ、そのように人物を配置することで
モーツァルトの生涯以上のものを盛り込むことに成功、
サリエリあってこその「アマデウス」といえると思います。
勿論音楽自体も良かったですけどね。
マリナーとアカデミー室内(かな?)の演奏も
まぁもうちょっと古楽をフォローした方が
いいかなとも思いますけど、いい演奏だったと思います。
なかなか面白い映画だった。
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